イラク アジア大会2026:サッカー代表の出場辞退が代表団を再編
イラクは、2026年7月の組み合わせ抽選前に辞退した男子オリンピックサッカー代表を欠いたまま愛知・名古屋大会に臨み、陸上競技と重量挙げが代表団を牽引する。
イラクのアジア大会成績
イラクの2023年の銅メダル3個は公式メダル集計表で確認できるが、その具体的な競技・選手については入手可能な情報源からは独自に確認できなかった。2018年には、重量挙げのサファア・ラシェド・アル・ジュマイリ(男子85kg級、トータル361kg)が金メダルを獲得し、さらに射撃で銀メダル2個を獲得したが、射撃の具体的な選手は確認できなかった。なお、「イラクが1982年にサッカーで金メダルを獲得した」という広く繰り返される主張は誤りである——Wikipediaの公式記録によれば、その大会で優勝したのはイラクではなくインドである。
| 大会 | 順位 | 金 | 銀 | 銅 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年 ジャカルタ・パレンバン | 27位 | 1 | 2 | 0 | 3 |
| 2022/23年 杭州 | 35位タイ | 0 | 0 | 3 | 3 |
出典:Wikipedia「Iraq at the 2018 Asian Games」「Iraq at the 2022 Asian Games」
イラクの得意競技
サッカーは団体競技としてイラクにとって歴史的に最も重要な競技である——オリンピック代表/U-23代表は2006年ドーハ大会で銀、2014年仁川大会で銅を獲得した——ただし、成人代表チームの体制は、アジア大会の年齢制限付きサッカー形式と必ずしも一致してこなかった。重量挙げと射撃は、2018年の結果に基づけばイラクの個人競技における明確な強みである。イラクオリンピック委員会は2023年大会に向けて柔道、空手、ボート、陸上競技を強化目標としていたが、実際にその年の銅メダル3個をもたらした競技は確認できていない。
イラクの競技別代表選手団
イラクの2026年大会に向けた準備は、代表選手団の発表よりも、注目度の高い出場辞退によって特徴づけられている。
公式連盟・報道で確定済み
| 競技 | 主な選手名 | 状況 |
|---|---|---|
| いずれの競技についても2026年大会に向けて個々に公式確定したイラク選手はいない | ||
報道はあるが正式発表待ち
| 競技 | 備考 |
|---|---|
| 陸上競技 | イラク陸上競技連盟は2026年大会への参加を確定させているが、財政危機を理由に挙げており、個別の代表選手団は発表していない |
出場確定・代表未発表
| 競技 |
|---|
| 重量挙げ、射撃、柔道、空手、ボート |
注目トピック
サッカー代表の出場辞退。 イラクのオリンピックサッカー代表が抽選前に出場を取りやめたことで、2026年大会のプログラムから同国最も注目度の高い団体競技が失われた。2006年銀・2014年銅という実績を踏まえると、これは大きな痛手である。
複数競技にわたる財政難。 イラク陸上競技連盟は参加を確定させながらも財政的な困難を公に訴えており、過去大会よりも小規模な代表団になることが示唆されている。
