バーレーン アジア大会2026:陸上競技の実力と問われる体制
バーレーンは、2027年まで続く世界陸連(World Athletics)による選手獲得禁止処分を受けたまま愛知・名古屋大会を迎えます。競技別に判明しているバーレーンの2026年代表選手団の最新情報をまとめました。
バーレーンのアジア大会実績
バーレーンの金メダル数は両大会とも12個で変わらずですが、総メダル数は2018年の26個から2023年は20個へと減少しました。
| 大会 | 順位 | 金 | 銀 | 銅 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年 ジャカルタ・パレンバン | 11位 | 12 | 7 | 7 | 26 |
| 2022/23年 杭州 | 8〜9位※ | 12 | 3 | 5 | 20 |
※2023年のバーレーンの正確な順位は情報源によって8位・9位と分かれて報じられています。OCAの公式最終順位表が確認できるまでは目安としてお考えください。出典:Wikipedia「バーレーンと2018年アジア大会」「バーレーンと2022年アジア大会」
バーレーンが特に強い競技
陸上競技はバーレーンにとって圧倒的に中心となる競技です。2018年大会では、バーレーンが獲得した個人種目の金メダル10個すべてを、ナイジェリア、エチオピア、ケニア、モロッコ出身の帰化選手が獲得しました。ハンドボール、射撃、自転車、馬術、サッカー、柔道、空手、トライアスロン、レスリングでも歴史的に競争力のあるチームを擁してきました。
競技別 代表選手団(公式発表状況)
バーレーンの各競技連盟はこれまでのところ数競技で2026年代表を発表していますが、メダル獲得数の大半を支える陸上競技の代表はまだ発表されていません。
公式連盟・報道で確定済み
| 競技 | 主な選手 | 状況 |
|---|---|---|
| 3×3バスケットボール(男子) | ボグダン・ドラゴビッチ、モハメド・ブアライ、オースティン・アジュクワ、ウェイン・チズム。GCCゲームズで銀メダルを獲得した実績あり | 確定 |
| クリケット(男子、14名編成) | 主将ジュナイド・アジズ・メヘル、副主将ヌマン・ユサフ・カーン、捕手モハメド・ハムザ・バターほか11名 | 確定(予選代表) |
報道はあるが正式発表待ち
| 競技 | 備考 |
|---|---|
| 陸上競技 | 2026年大会代表の公式リストは未発表。バーレーンを支える帰化選手のスター、ウィンフレッド・ヤビ(障害物競走)、サルワ・エイド・ナセル(400m)、カルキダン・ベフカドゥ(1500m/5000m)、エディディオン・オディオン(100m/200m)が過去の実績から代表最有力と見られますが、本調査時点でいずれも2026年代表への正式選出は確認されていません |
| バレーボール(男子) | 代表選手名が報じられているが、これはインドで開催されるAVC男子カップ2026という別大会向けのもので、アジア大会代表としての確定は未確認 |
出場確定・代表未発表
| 競技 |
|---|
| サッカー、ハンドボール、柔道、テコンドー、ボクシング、空手、柔術、卓球、ウエイトリフティング、競泳、自転車、馬術、射撃、セーリング、eスポーツ |
注目トピック
帰化選手依存の体制は処分下でも維持できるか:バーレーンの陸上競技プログラムはアフリカ出身の長距離・短距離選手の獲得を軸に構築されてきましたが、その戦略は2027年まで凍結されています。新たな加入なしにウィンフレッド・ヤビやサルワ・エイド・ナセルらベテランが金メダルを取り続けられるかが、2026年大会の最大の焦点です。
頭打ちのメダル数:金メダル数は12個で変わらない一方、総メダル数は2018年の26個から2023年は20個に減少しています。処分の影響でこの減少傾向が加速するかが注目されます。
台頭する3×3バスケットボール:GCCゲームズで実績のある代表チームが確定しており、伝統的な陸上競技以外での新たなメダル候補としてバーレーンに期待をもたらしています。
