日本 アジア大会2026:開催国プレビュー
愛知・名古屋で行われる自国開催の大会に臨む日本代表。2大会連続2位からの巻き返しを狙います。競技別代表選手団の発表状況、過去実績、地元開催で期待される選手をまとめました。
日本のアジア大会実績
日本は直近2大会連続で中国に次ぐ2位。総メダル数はほぼ横ばいですが、金メダル数は2018年の75個から2023年は52個に減少しており、地元開催となる2026年大会での巻き返しが注目されます。
| 大会 | 順位 | 金 | 銀 | 銅 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年 ジャカルタ・パレンバン | 2位 | 75 | 56 | 74 | 205 |
| 2022/23年 杭州 | 2位 | 52 | 67 | 69 | 188 |
出典:Wikipedia「日本と2018年アジア大会」「日本と2022年アジア大会」(OCA公式結果に基づく)
日本が特に強い競技
過去2大会を通じて、競泳は日本にとって最も安定してメダルを量産する競技です。陸上競技、自転車、体操、柔道、レスリングも常に上位に入ります。
| 競技 | 2018年メダル数(金-銀-銅) | 2023年メダル数(金-銀-銅) |
|---|---|---|
| 競泳 | 52(19-20-13) | 30(5-10-15) |
| 陸上競技 | 18(6-2-10) | 17(2-7-8) |
| 自転車 | 14(3-5-6) | 14(11-1-2) |
| 柔道 | 13(9-3-1) | – |
| 体操 | – | 13(2-7-4) |
| レスリング | 10(1-3-6) | 12(5-3-4) |
※各大会でメダル数上位5競技を掲載。全競技の内訳ではありません。
競技別 代表選手団(公式発表状況)
各競技連盟が2026年に入り順次、アジア大会代表を発表しています。「報道ベース」は日本のスポーツメディアが連盟発表を報じたもので、当サイトで一次情報を直接確認できていない情報のため、正式表記は各連盟の公式発表をご確認ください。
公式連盟発表で確定済み
| 競技 | 主な選手 | 状況 |
|---|---|---|
| レスリング | 藤波朱理(57kg級、パリ2024金メダリスト、153連勝中) | 確定 |
| 陸上競技 | 北口榛花(やり投げ)、村竹ラシッド、桐生祥秀、中島仁美ら日本陸連の代表発表に含まれる | 確定 |
| サーフィン | 五十嵐カノア | 確定 |
| 競泳 | 池江璃花子、村佐立弥 | 確定 |
| 卓球 | 男子:張本智和、宇田幸矢、松島輝空、戸上隼輔、篠塚大登。女子:早田ひな、表梨咲、張本美和、伊藤美誠、長崎美柚 | 確定 |
| 体操 | 橋本大輝、岡慎之助(2026年世界選手権代表とも兼務) | 確定 |
| クリケット | 男子15名、主将ケンデル・フレミング。アフガニスタン、ネパールと同組 | 確定 |
| アーチェリー | リカーブ男子:船橋侑也、青嶋悌也、中西淳也。リカーブ女子:園田若和子、朝比奈奈々美、太田佳恵子。コンパウンド:菰田直樹、佐藤真理子 | 確定 |
| バドミントン | 男子:奈良岡功大、西本拳太、渡辺勇大。女子:山口茜、奥原希望、宮崎友花、ダブルスペアも発表済み | 確定 |
| スカッシュ | 男子:柘植龍之介、遠藤智継、林直輝。女子:渡辺里美、緑川朱里、杉本莉紗 | 確定 |
| トライアスロン | 女子:林万里奈、平泉真子。男子:安松青葉、北条拓実 | 確定 |
| サッカー(男子U-21) | 大岩剛監督率いる23名。市原吏音、小杉啓太、大関友翔ら | 確定 |
| サッカー(女子・なでしこ) | 22名。鳴宮唯、塩越柚歩、GK大場茜ら | 確定 |
スポーツメディア報道ベース(連盟発表を報道、未検証)
| 競技 | 主な選手 | 状況 |
|---|---|---|
| 柔道 | 選考は事実上確定と報道。丹羽飛竜、吉永昂璃らの名が挙がる | 報道ベース |
| ウエイトリフティング | 宮本昌典、東玲愛、永島和奏 | 報道ベース |
| テコンドー | 岡本瑠花、前田秀貴、岩城海翔 | 報道ベース |
| 空手 | 全日本空手道連盟が6名選出。西山創、小野真央の名も | 報道ベース |
| 馬術 | 大岩義明、友田和磨 | 報道ベース |
| ゴルフ | 中島啓太、比嘉一貴 | 報道ベース |
| スポーツクライミング | ボルダリング約24名。安楽宙斗、野中生萌ら | 報道ベース |
| スケートボード | 四宮郡上、佐々木大槻、小田夢叶 | 報道ベース |
| セーリング | 田中美咲、永松星来 | 報道ベース |
| ブレイキン | 前回覇者Shigekix(半井重幸)、半井彩音 | 報道ベース |
| ハンドボール | 男女とも代表決定。吉野樹、中村拓実の名も | 報道ベース |
| 自転車 | トラック・ロード・MTB・BMXで留目侑陽、小林亜莉、太田海也、佐藤瑞奈ら | 報道ベース |
発表確認済み・選手名は未確認
| 競技 | 状況 |
|---|---|
| バスケットボール | 日本バスケットボール協会が代表発表済み、選手名は確認中 |
| バレーボール | 連盟発表済み、選手名は確認中 |
| 野球 | 組み合わせ抽選確定、代表選手は確認中 |
| ソフトボール | 連盟ページ公開済み、代表選手は確認中 |
| テニス・ソフトテニス | 日本テニス協会・日本ソフトテニス連盟が発表済み、選手名は確認中 |
| ボート、カヌー、射撃、水球、フェンシング、ボクシング、eスポーツ | 選考が進行中と確認、フルロースターは未確認 |
開催国・日本の注目トピック
予算超過:当初1,050〜1,080億円程度とされた予算が、大会組織委員会会長を務める大村秀章愛知県知事によれば最大3,000億円まで膨らんだと報じられています。人件費・資材費の高騰が要因とされています。
強化方針:日本はサッカー、バレーボール、ソフトボールでの好成績を重視する一方、LA2028に向けて新たに採用されたクリケットとスカッシュを、国内での競技普及のプラットフォームとして活用する狙いがあると報じられています。
クリケット初出場:ケンデル・フレミング主将率いる男子代表15名が2026年8月6日に正式承認され、アフガニスタン・ネパールと同組で戦います。
マスコット:公式マスコット「ホノホン」は、名古屋城の守護獣として知られる「しゃちほこ」がモチーフです。
日本のメダル獲得予想
BERNAMA通信が伝える日本関係者の目標として、自国大会最多となる金メダル78個(過去最多記録)の更新と、史上最大規模の代表団派遣が掲げられていると報じられています。この数字は一部報道によるもので、独自に検証はできていません。
過去数大会の傾向から見ると、中国が大差で総合1位になると広く予想されており、日本と韓国が2位争いを演じる可能性が高いとみられます。2026年大会に特化した独立系のメダル予想データは見つかっていないため、「日本が2位」という見立ては過去の傾向に基づくものであり、正式な予測ではない点にご留意ください。
